濡れたり湿ったりした地面に葉を座布団のように敷いて座わります(Hirata et al, 1998)。
写真はフォアフが座っていた座布団です。

枝や棒を土や木の穴に突っ込み、抜き出してその匂いを嗅ぐという探索行動です(Sugiyama, 1998)。

やわからい葉をつまんで、親指と人差し指でその葉柄を持ち、門歯で葉片を何度か引きちぎって音を立てます。ディスプレーのときや、何らかの欲求不満状態のとき(性的文脈含む)など様々な文脈でおこなわれます。

ボッソウのチンパンジーは、アフリカの他の研究地域のチンパンジーと同様、誇示行動やけんかのときに、他のチンパンジーに対して枝を投げつけることがあります。時には、人間がチンパンジーに近寄りすぎた場合に枝を投げてくることもあります。

ニンバ山のチンパンジーの貴重な映像です。
ニンバ山のチンパンジーは、人馴れしていません。観察者に気づいたメスのチンパンジーが警戒声とともに手を叩きます。